狭いのに個性的。山手線

渋谷駅山手線ホーム。こちらも今回の工事で動きのある施設です。山手線の駅の中では数少ないホームドアがついていない駅になっている理由はそういった経緯によるものです。さて、どんな工事をするのかというと「1面2線化」です。現在2面2線になっているホームですが、外回り側のホームを廃止し現内回りホームだけを使用するようです。ただでさえ人の多い駅なのにホーム減らして大丈夫なんでしょうか。隣の駅では臨時ホームを常時使用する2面2線体系を揃えると発表されたのに…偶然にも隣同士やることが正反対というのがなかなか面白いところです。

原宿駅のことよ
山手線

渋谷駅ホームはいい構図で撮ることができます

工事の進捗状況としては蕎麦屋など主要店舗が軒並み撤退し、解体工事が行われています。その他一部仮設の階段になっていたりとところどころで工事が行われているのがわかります。

さて、こんなに駆け足に工事のことを話しましたが、今回のメインは小見出しにもある通り現在の山手線ホームはかなり個性的なものがたくさんあるからなんです。例えば外回りホーム。今はなくなってしまいましたが(何度目だこの文言)、どん兵衛のお店がありました。そこそこの広さがあり日本全国のどん兵衛を味わうことのできる施設でした。現在はコラボカフェとして営業しているようです。

内回りホームにはホーム中ほどに電車の形をしているお店があり時期によってさまざまなお店が入っていました(不動産屋さんとかラ王とかカレーメシとかとか)。現在は靴屋さん経営カフェ(?)になっています。

執筆中にコロコロ店が変わる事態に…

ラ王のお店。最初で最後

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こちらはラ王時代のもの

インスタ女子っぽく
カレーメシ

カレーメシ店舗はこんなかんじでした

店舗以外にもちょっと面白い設備があったので紹介しようと思います。それはこちら

ダストシュート

山手線外回りホーム恵比寿寄りにあるこちらの場所、何やら注意書きが書いてありますね。なになに?「電車が接近した際は、柵を開けての作業は絶対に止めてください」どうやらゴミ捨て場のようです。この柵の裏にあるマンホールから下へ落とす仕様になっているよう。取材中偶然清掃員の方がごみを落としているところを見られました。

ポーイ

ポイ

場所が場所のため今までに接触事故になりかけたんでしょうか。かなりきつい口調で警告が色々書かれています。さて、ついでなのでここの下の場所、ごみ溜め場も外からですが見てみましょう。

ゴミ留場

一見どこだかわかりにくですがよく見るとダクトが。空調用にも見えますがこれがダストシュートなんですね。わかりにくいので解説付きの画像も…

解説

近年ではあまり見かけなくなってきたこのようなダストシュート。以前は小学校などでも採用されていたようですがゴミの分別化がさらに進んだこと、またダストシュートへの転落事故が発生したなどで後年塞がれたりしたケースが多かったようです。山手線ホームのこちらもまもなく見納めになってしまいます。

外のダストシュート見に行ったついでなので線路下にあるちょっと面白い施設群も紹介したいと思います。それはこちら。

高架下

こちらの施設群一見普通に見えるかもしれないですが、実際現地へ赴いてみるととにかく店舗が狭い。幅は一人二人入るのがやっとというくらいです。手前のはんこ屋さんはゴミなどが散乱していたのでもう営業していない…?もしも行くことがあったら時間つぶしに見てみるといいかも…自販機と店舗がうまく一つの面に収まっています。よくこのスペースを生かそうとしたなとちょっと驚き。

さて、おさらい的に位置関係をまとめたマップを作っておいたのでここ行ってみたい!って思った人は参考にどうぞ。作ってみて思ったんですが内回りホームやっぱキャパ少ないような気がします…

山手線地図

E235系の画面を参考に作成

さて最後に玉川改札について少々。

普段から山手線の渋谷駅を使っている人は聞いたことあろうかと思う玉川改札。さて、よーく考えてみるとあの改札口って変な場所にありませんか?ハチ公改札や南口改札は下へ行き中央改札は上へ行ける。しかし玉川改札は外回りホームからしか行けず直接ほかのホームへは行けない。なぜでしょうか。調べてみるとどうやら「名前」に由来がありそうです。

玉川改札

そう。「玉川改札」はまさに「玉川線」と関係があったのです。現在も残る名残とともに解説していきたいと思います。

まず現在の玉川改札付近から見た景色から。

玉川改札付近

何ら違和感ありませんが、実はこの一連の構造物こそ玉電時代から残るものです(さすがに液晶部分は後付けですが)。比較用に玉電がまだ走っていた当時の画像をお借りしました。

玉川改札付近
写真提供:風間克美

柱周りの形が同じですね。ということは当時のブツはある…?必死になって探してみましたが、配管が多すぎて確証が持てるものは残念ながら見つからず。しかしながらどのへんから玉川線が出ていたかはある程度特定できました。多分こう。

考察

ざっくりとしすぎてますが当時の画像と比較してみたところ恐らくこうではないかと思います。うう…当時の名残は本当にないのか…?

天井

このコンセント電照灯の跡だったりして…

そんな遺構が残っている現地のパノラマ写真載っけておきます。もしも何か見つけた際はご連絡を!

床下には玉川線の遺構が残っているのではないかと思うとなんか胸熱です。いつか掘り返してくれないかなぁ…東急さん。

話は戻して…というよりも余談になりますが、中央改札のところにあったユニクロの店舗(現在は閉店)。あそこの横に貼ってあった山手線のサインが明らかに通常とは違うフォント(多分ゴシックEとかOffice標準のフォント)で作られたものっぽくかなり前から気になっていたのですが、ある日偶然横の扉が開いている姿を見てびっくり。なんと奥に正規のサインがあるではありませんか!正規のサインとニセモノのサインの間のスペースがユニクロの倉庫だったことにも驚きでしたが、こんな風にわざわざ隠れたサインを頑張って作り直したとは…。ついでに言わせてもらうとこの手前の看板日本語はOffice系フォントなのに英語はHelveticaやFrutigerなどを使ってる点が謎、謎。

ユニクロ横

閉店後は正規の看板がようやく見られる…!かと思いきや1日だけ更地が見られた後再び囲いが設置されてしまいもう見れない…かと思ったら、精算所になった際再び現れて見れるようになりました!

サイン復活

では一気に地下へ潜りますよ

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last modified 最終更新日

2017.8.1